omomuki

なんてことない日記

nikki-006

先週、むしゃくしゃしたタイミングがあって、抱えている仕事を1件につき1枚のメモ帳に雑に書いて置いておくようにしてみたのだけれど、これがなんだかいいかんじだ。

 

わたしはTO DOリスト的なものをうまく使いこなせたことがない。1日のTO DOを紙に書いていたときもあったし、カレンダーアプリでTO DOを入れていたときもあったし、デスクトップの端っこにメモアプリで書いていたときもあった。

けど、管理方法に飽きてしまうのか、TO DOを書いておくことに意味を感じないのか、なんかね、今に至るまではどれも続いていなくて。

 

TO DOリストを作らなくても覚えられない数の仕事じゃあない。他の作業をやっているときでも頭の中には他にやらなきゃいけない仕事の羅列があって、定期的に更新がかかっている。

頭の中に黒板があるとすると、まだやっていない仕事はずっと黒板に貼られたままのプリントみたいなかんじだ。

でも、ただそれだけのことでしょう、と思っていた。

 

ところが。実際に1件1枚のメモで机の上に置いておくと、なんだかすごく「物理的なもの」として認識できる実感があった。

やっている作業じゃない仕事のことを「置いておいている」と思っていたんだけれど、それはたぶん立派に「考えている」だったのかもしれない。だから物理的に「置いて」みたら、すごく安心感があったのだ。

 

優先順位の低い仕事を置いておいているのは変わらない。けれどその最中、思っていたよりも「保留中の仕事の置き場」というのはわたしの意識、もしかしたら無意識フォルダの容量をとっていたのかもしれない。

 

うーん、体感的なことだから言葉にするのがすごく難しい。とにかく、頭の中で抱えているものとか、「覚えておこう」っていうものは、思っているよりも容量を食っているのかもしれない。

 

よく「手書きで書くことが良い」って言われるけど、いろいろ試してみた結果わたしにとっては先人の知恵だったみたいだ。

あと、クエストボードみたいでなんだかテンションが上がる。早く捨てたいという気持ちも、地味に大事かも。